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執筆者の写真Kaori

アロマ・精油とはどんなもの?

更新日:2018年2月21日



精油とは


芳香植物:ハーブ

香りのある植物を想像してみてください。

庭木のバラ、金木犀、沈丁花、山椒、柚子

料理に使うバジルや、ローズマリー、コショウ、、シソなど

主に香りのある草や樹木をハーブ、芳香植物、薬用植物などといいます。





古くはラテン語でHerba(ヘルバ)と呼ばれていました。


日本古来の和漢薬として使われてきたものや江戸時代のオランダ医学や明治時代のドイツ医学を通じて伝わったものもあります。



香りの正体:精油


植物から漂ってきた香りの正体は『精油』という物質です。

この精油とは幾つもの芳香成分の混合体で成分の一つ一つが薬理的な作用が期待できます。(鎮痛、鎮静、抗不安など作用の期待)


現在入手可能な精油の数は200種類以上に及びます。

 店頭でなかなか取り扱いがないものはインターネットでも購入することが可能です♩

ネットの方が海外のブランドの取り扱いはかなり多いです!


かなりの種類のブランドがありますのでそちらも今後は紹介出来たらと思っています!



二次代謝:精油を作る特別な働き


植物は主に根から吸い上げた水、太陽光、空気中の二酸化炭素から生育に必要なブドウ糖と酵素を作り出し光合成(1次代謝)を行います。


この働きはすべての植物が行う代謝ですが、嗜好品や医薬品の原料、植物資源となる植物は

更に「2次代謝」という働きを行います。


・ハーブ類の精油

・コーヒー豆やお茶のカフェイン

・ゴムの木のゴム

・柿の渋(タンニン)

・タバコのニコチン、トリカブト、キナの木、

・インドジャボク、ケシなどのアルカロイド


これらには全て2次代謝で作られる植物オリジナルの物質となります。


精油が蓄えられる組織


精油は腺毛、油包、油道、油室などの名を持つ特別な組織に蓄えられます。

それがある場所は植物により異なります。

・シソ科は葉の表面

(手でシソを摘み取ると香りが手につくのはその理由からです)

・セリ科は茎の中

(切った後の香りが漂うのは断面から組織が出てくるからなんですね)

・ショウガ科は根の中

(擦り下ろした時が1番香りを感じるのではないでしょうか!?)

・ミカン科の柑橘類は果皮にあります。

(果汁を絞り出したり、皮をむいた時など力が加わるときに手に香りが残りますよね♩)


植物から見た精油の役割

では、なぜ自然といい香りがするのか?触っただけで、ほんの圧を加えただけで、香りがするのか。なぜ、植物は精油を作るのか!


理由は諸説ありますが、植物は動物とは違い動くことができず、根付いた所で一生を終えてしまいます。そんな宿命にある植物にとって、身を守り、子孫を残す為には

武器が必要になります。


その武器が精油という考え方になります!


例えば、空気中に精油を発散してウイルスや細菌から感染を防いだり、受粉を助けてくれる昆虫たちを引き寄せたり(誘引効果)草食動物や昆虫たちの嫌う香りや毒を分泌し(忌避効果)食べられない様に身を守ります。





人間からはとてもいい匂いと感じるのに虫や動物にとっては害なものと感じるものがあり、

人間も、昆虫(又は動物も)好きな香りと感じるものがあるなんて不思議ですよね〜!


そこを個性として捉えると、また面白く、今まで興味のなかった人も植物との距離が

近くなるのではないでしょうか!?


私は最近、花に関する話や、子供達に「これは〇〇だよ〜」というのが楽しみです♩

この様に精油には様々な成分を含んでいる物が多く存在します♩


好きな香りをブレンドしつつ、目的別で使い分けるのも、精油の面白いところです♡


そんなお話も来院してくれた時にお話出来たらなと思います!

最後まで読んで下さりありがとうございました♩


この記事は「佐々木整骨院ブログ」の記事をリライトしたものです。


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#アロマ #精油 #アロマテラピー

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