今回は使用する時に注意が必要な
そして、当てはまる人には他の精油をお勧めしたほうがいい
精油成分の含まれているグループを見ていきたいと思います!
もし、個人で使っていらっしゃる方の中で、
「少し痒みが出てくるの〜」とか
「赤くなってしまうの〜」とか感じている方必見です!
使っている精油成分に以下のグループの成分が含まれているかも知れませんよ?
・ケトン類
名前の語尾の母音が「~オン」で終わるものが多い
ケトン類の種類によって危険度が異なる。
セージ、ペニーロイヤル、ワームウッドはツヨンやプレゴンが多く
肝毒性・神経毒性が特に強い
主要成分:カンファ―、ベルべノン、メントンなど
主な作用:優れた粘液溶解、去痰、脂肪溶解など
注意事項:高濃度、長期間の使用×
肝毒性・神経毒性あり
てんかん、妊婦、授乳中の方、乳幼児使用不可。
※すべてのケトンが危険ではないが必ず低濃度での使用。
ツヨン、プレゴンには要注意
・アルデヒド類
名前の語尾の母音が「~アール」か末尾がアルデヒドで終わる
使い方に注意
主要成分:シトラール、ゲラニアール、ネラール
主な効能:抗菌、抗真菌、抗炎症
注意事項:粘膜・皮膚刺激、肝毒性が強い
高濃度、長期間の使用×
保存状態が悪いとすぐに酸化
・フェノール類
刺激臭ともいえる香りと強い作用がある。
主要成分:オイゲノール、カルバクロール、チモール
主な作用:精油中で最も強い
抗菌、抗ウイルス、抗真菌作用を持つ
注意事項:粘膜・皮膚刺激、肝毒性が強い
高濃度、長期間の使用×
タイム・チモール、クローブ、オレガノ、シナモン(葉)に多く含まれる。
・フェノールエーテル類
フェノール同様使い方に注意
主要成分:アネトール、メチルオイゲノールメチルカビコールなど
主な作用:鎮痛、抗痙攣、筋肉弛緩など
注意事項:高濃度、長期間の使用×
肝毒性、神経毒性
・オキサイド類(酸化物類)
マートル、ユーカリ・ラジアータ、ユーカリ・グロブルスなど樹木の葉の精油
カモミール・ジャーマン、ゼラニウム、ローズなど一部のハーブ系の精油に含まれる。
主要成分:1、8シネオール
ビサボロールオキサイド
リナロールオキサイド
主な作用:優れた去痰、抗カタル、粘膜溶解作用など
注意事項:精油の刺激が多いグループ
乳幼児には一部を除いて使用しない。
(ユーカリ・ラジアータ、マートルは可)
・ラクトン類
分子量が大きいため、 圧搾法で抽出した柑橘系の精油や
一部のアブソリュートに含まれる。
主要成分:ジャスミンラクトン
フロクマリン
ベルガモッチンなど
主な作用:血圧降下、鎮静、精神高揚など
注意事項:クマリンに肝毒性
フロクマリンに光毒性→塗布後強い紫外線に当たらないように注意
(シミの原因になるため。)
特にベルガモットは光毒性が強い。
ミカン科、セリ科に多い。
以上、内容をまとめてみました!
「毒性」「皮膚刺激」等のキーワードだけに着目してしまうと
マイナスなイメージが出てしまうのですが、
使い方、使う対象に気を付ければ安全に使う事の出来る物です!
作用が強いものが多いので、使うときは少量だったり
一回使ったら、次に使うまで間をしっかり開けましょうという精油達です!
冒頭でお話しした個人使用の際に痒みや、なにかしらの
違和感を感じている方は
その精油に対して反応が出やすい
(正常の反応なので、あまり気になさらずに)
方なので、肌には付けずに芳香浴や、ルームスプレーで使用したり
どうしてもトリートメントやアロマクラフトに使いたいときには
かなりの低濃度でご使用ください。
そして1回使用した時には
次回使うまできっちり期間を
空けて使う事をお勧めします。
(長時間、長期間の無理な仕様で※感作反応が起こり
低濃度で使用したとしても、反応が出てしまい
その精油自体使うことが出来なくなってしまうため)
※感作反応とは、アレルギー反応と同じで
特定の成分に対して、過剰反応してしまう状態のことを言います
中には購入、開封してから
だいぶ間が空いているものを使用している方も居ましたが
それはやめてくださーーーーい!(切実)
植物は収穫して時点から時間軸が経てば経つほど
「劣化」していきます。
天然の植物なので自然界では至って普通のことです。
何年経っても変わらないことの方がおかしい物だと思ってください!
劣化が進むと、刺激成分が含まれているものは
更に刺激成分の割合が多くなります
「あれ、この精油、大丈夫だろうか?」と思った方や
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