アロマテラピーとは、アロマ(香り)によるテラピー(療法)となり、芳香療法とも表現されることもあります。
そんなアロマテラピーですが、痛みがあった時に効果があるの?と聞かれることもあるので、どのように作用するかの解説です。
※医学的知識のもと記事を作成していますが、アロマによる効果・効能を保証するものではありません。
初めに痛みを軽減する際の考えとして、ゲートコントロール説(セオリー)というものがあります。
怪我や打撲をした時、その刺激は末梢神経によって脊髄に伝わり脊髄にあるゲート(門)が開いて脳へと伝えられ初めて「痛み」として認識されます。そのゲート(門)を閉じて痛みをブロック・軽減するという理論のことを『痛みのゲートコントロール説』と言います。
極端な例としては、足を捻挫して痛くてもすごく楽しいことがあればその痛みが和らぐ感じです。
痛み、恐怖、恐れなど、体にとってストレスとなるものはゲートを開き、痛みを増幅する方向に働かせます。痛みがある状態ではカラダはリラックスしないので、基本的に交感神経が優位の状態となります。
そして、そのストレス状態が長く続く=交感神経の緊張状態も長く続く為に、新たな発痛物質を作り出すことも知られています。
ストレスによる胃痛などもこの考えを当てはめるとわかりやすいと思います。
一方、優しく撫でる、さする、歓喜、高揚感はゲートを閉じ、痛みを軽減する方向に働きます。つまりカラダがリラックスするので副交感神経が優位となります。
よく、小さな子供がぶつけたり、転んだ時にお母さんにやってもらう
「痛いの痛いの飛んでいけ〜」は愛する人に触ってもらうことによる、ゲートの閉鎖、痛みや不安という負の感情からの解放(安心感)と、説明できます。
交通事故や災害などで自分の身に大きなショックを受けた時に肩を支えてもらったり(タッチッングによるゲートの閉鎖)、毛布をかける行為(温めることにより副交感神経を優位にしゲートの閉鎖)もこの説が大きく関係しています。
多くの方に好まれるラベンダーは鎮痛(痛みを和らげる)、鎮静(気持ちを落ち着かせる)効果が精油の中でも期待できます。更に小さな子供から、お年寄りまで使えることから困った時に使えるレスキューアロマとしても使われます。
このようにトリートメントによるタッチングや香りによる刺激はゲートをブロックしやすくします。また、この心地よさを感じる触れ合いや香りは、鎮痛作用がある神経伝達物質(脳内モルヒネ)の分泌を活性化する効果の期待がされます。
アロマテラピーでよく「自分お好きな香りを選んでください」とお伝えするのですが、
出来るだけ、好みの香りを選んでもらうのにはこのような理由があるからなんです。
逆を言ってしまうと、自分の嫌いな香り=不快な臭いになってしまい、効果が半減どころか逆効果です!一気にストレスの元となってしまいます!トリートメントを選ぶ時や精油を自分で購入する時はぜひ色んな種類を嗅ぎ比べて自分のお気に入りの香りを見つけてみてください♡
最後まで読んでくださりありがとうございました♩
この記事は「佐々木整骨院ブログ」の記事をリライトしたものです。
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