アロマセラピストのKaoriです。
今回は、胃腸や消化器系とアロマについてのお話です。アロマで消化が良くなるの?とお思いの方はぜひご覧ください。
ストレスや食べすぎ、おなかが冷えたりすると、「あああああ!お腹痛いよお」ってなることがありませんか?そんな時にもアロマが使えるときがあります。
人の体には「自律神経」という私たちの無意識の中で活動している神経があります。
実はその自律神経は胃腸にも分布されていています。
その自律神経は、さらに交感神経と副交感神経の二つの支配によるバランスで消化がスムーズに行われているんです。
食事をする際は交感神経が優位になって胃酸が分泌されます。胃酸の酸性度はpH4〜5(空腹時は1〜1、5)とかなり酸性度が強いのです。
この酸の力は食べたものをお粥の様をドロドロに溶かす・細かくするという大事な役割があるためです。
その強力な胃酸から胃を保護するための存在にあるのが、副交感神経優位の時に分泌される膵液たちです。
(厳密に解説すると他にもいろいろ要素はあるのですが今回は簡略化しています。)
この膵液は酸性に傾いた胃を中和させてくれます。
「ご飯を噛む回数が少ない」
「ががっと食べて、直ぐ動いちゃう」
という人は交感神経から副交感神経に傾く機会が少ないという背景から胃酸過多の人が多いです。
消化液の分泌量も少ない胃腸系は負担がかかるケースが多いです。そんな時におすすめなのがオレンジの精油です。オレンジの精油を使うことによって胃酸以外の消化液の分泌を促してあげます。
使い方はオレンジの香りを嗅ぎます。そうするとホッ落ち着きます。リモネンという芳香成分を大量に含んでいるからです。
じゃあ、ホッとした時に体の交感神経 副交感神経のシーソーはどうなっているかというと
副交感神経の方に傾いています。
そうすることによって胃酸以外の消化液の分泌が増えるので胃へのダメージが軽減出来ます。夏の冷たいものの取りすぎによる胃腸系の不調(内臓の冷えによる不調)やそういう方にも胃や、腸の蠕動運動を刺激して流れをよくする手助けになる事と思います♡
そして、胃腸系の不調の代表格ともいえる
便秘の解消法について
基本的な解消法のポイントとして、
水分をいつもより多く取ったり
お腹を温めたり
お腹のマッサージをしてあげることでもお通じが良くなることが多いです。
このお腹のマッサージの時に精油を使うと良い香りに包まれながらトリートメントをすることができます。
さらにこの時に、精油と一緒に使われるキャリアオイルが潤滑剤としての役割を果たしているので気持ちよくトリートメントを受けることができます。
便秘気味で思いっきりやってもらいたいわ~!という方は当院でも腹部のトリートメントを行っていますのでおススメですよ~♡
この記事は「佐々木整骨院ブログ」の記事をリライトしたものです。
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